オイル:フィルタ交換
2008年 01月 28日
これが自分で出来るようになれば、整備面で相当節約できるんではないかなと
一方的に思い込んでいる私がやりたくて仕方のなかった、オイル&フィルタ交換です!
〓用意したもの
・MOTUL 300V 10W40 (4Lx2) ¥13,020 (@¥6,510)
・ZOIL オイル添加剤 450ml ¥6,800
・K&N オイルフィルター ¥1,785
(値段は今回私が出した金額です。通販で安いところをリンクしておきました。)
〓必要だった工具
・パイプレンチ(フィルターを外すとき用、Φの大きいもの)
・六角レンチ(ドレンボルトを外すとき用)
・メスシリンダー(オイル量を量ります、とにかく計量できるもの)
・じょうご(量ったオイルを流し込むときに使いました)
・古オイルの受け皿(容量4L以上のもの)
・大量の新聞紙やウェス(オイルを拭きます)
・ゴム手袋(ヨゴレ防止)
・作業つなぎ(ヨゴレ防止)
wiki:工具
〓廃油処理について
・家業の関係で、廃油処理は業者さんにお任せしてしまいました。
-----------------------------
いきなり問題が。
作業に入る前に、ドレンボルトの位置やフィルターの位置をざっと確認していて気付いたのですが
どうもオイルフィルターがかたすぎて開かないみたい・・・?
普通は、フィルターの先についている六角の出っ張りにレンチを引っ掛けてまわせば緩むのですが
フィルターのパッキンがオイルを吸ってしっかりくっついてしまったらしく、もうびくともしません。
ちなみに、これがフィルター。
ならフィルターごと掴んで回そうと思い、
弟のガレージでΦの大きいパイプレンチを探すも見当たらず途方にくれる私。(と、監督役の身内。)
新しい工具を買う?でも4~5,000円もしている。何かもったいない。
じゃあ100均で売っているゴム製の「ビンの蓋開け」を使って開けるのはどうだろう?
買って試してみたらゴムの方がちぎれそうでした・・・。
こうなったら最後の手段。
仕事中であった父に恐縮しつつも「パイプレンチある・・・?」と聞いてみたら
あーるじゃーん!!
最初から聞けばよかった。
そしてその場の勢いで、父がえいやーとフィルターを開けてくれました☆
・・・マシンの暖気前だったんですけどね。
文句は言いませんとも!(*´▽`*)
フィルターが抜けた瞬間だらだらと流れてくるオイル。
慌てて受け皿を敷き、エキゾーストにオイルが垂れないようにウエスでガード。
暖気をしていないためオイルが固いです。
(と言っても私は暖気後のオイルを見たことありません(爆))
ちなみに、フィルターを取り出した部分はこんな感じになってましたよ。
興味をそそられて、デジカメを車体の下にもぐりこませ撮ってみました。
さて、順序が逆になってしまいましたが、今度はドレンボルトを抜く番です。
くぼみに6角レンチをつっこんで、思い切り回していきます。
ボルトが緩んでくるとオイルがぼたぼた垂れてきて、
ボルトが抜ける頃には3Lをこえるオイルが滝のようにドバドバ流れ出してきました。圧巻・・・。
抜けたドレンボルトです。うっすら座繰りが見えます。
座繰りはそんなに磨り減っていなかったので、このまま使うことにしました。
それにしてもこのドレンボルト。
ウォーターポンププロテクターを装着したときに見たことがありました。
たぶんウォーターポンプの真下についてる黒いボルトが、ドレンボルトですよね?
これを抜くとクーラントが溢れてくるんじゃないかと推測しています。
で、サイドスタンドで斜めになっていた車体を起こし、オイルを残らず排出させました。
バイクをまっすぐにしている私。私にもできましたよ!(爆)
かなり出切った感が漂いはじめました。もういいかな?
車体を起こしていると疲れますね・・。
古いオイルが出たので、今度はフィルターとドレンボルトを付けていきます。
フィルターはオニュウ。
この真ん中の穴の中にすこ~しだけ新しいオイルを垂らし
(”エレメントが浸るくらい”と本には書いてあったのですが良く分からなかったので私は大さじ0.8くらい入れました)
密着性をよくするためパッキンのところにオイルを塗り塗り。
バイクショップの店員さんが言うには
「フィルターを取り付けるときは手で締めるくらいでいいです」とのことだったので
フィルターは私の手で普通に締めました。(ちなみに締め付けトルクは11Nmだそうでーす。)
ドレンボルトは6角レンチで締めなおして終了。
思いっっきり締め付けました。(締め付けトルク42Nm)
これでオイルのタンクは空に!感動・・・。
あとはオイルを注いでいくだけですね。
タンクのキャップを取ります。
かなりかたく締められていたので、ウエスを挟みプライヤであけました。
そしてついにオイルです。
オイルの量はシリンダーで計ります。
S4Rは、フィルターも取り替えた場合3.5Lのオイルが必要なのですが
今回は添加剤も入れるのでその辺計算しなくてはなりません。
必要な量は
・オイル:3.15L
・添加剤:350ml
・・・ですよね?
計算が苦手なのであってるか不安です。
とにかく、まず最初に1箱分(2L)のオイルをゆっくり注ぎ入れ
その後1.15Lはかり注ぎ入れ、添加剤を350ml入れます。
オイルのあまりにケミカルな色に見とれました・・・。
新鮮なオイルのとてもいい匂いが・・・。
あとはキャップを締めて、できあがりです!
オイルを車中に流すべく、エンジンを切った状態で2速に入れ、手押しします。
少し動けばOK。
車体が倒れたままなので、オイルの姿が見えませんが(爆)
きちんと起こしたら、ちゃんと適量入っていました!
はりついたフィルターを取ったり、
買ってきたオイルのキャップを取ったり、
最後に車体を手押ししたり、
女性が整備するのは本当に大変だと思いましたよ。
機械オンチというよりも、もはや物理的に不可能な場合があるのだと身をもって体験しました。。
次にオイル交換するときは、家に男衆がいるとき、ないし、
不安なときはバイクショップで無料交換してもらおうと思いました・・・!
でも力さえどうにかなれば一人でも交換できますね!
お疲れ様でした!
Finish!!
by d_salami | 2008-01-28 18:53 | ≫オイル,フィルタ,燃料